NCSwitch Professional ヘルプ
目次
- NCSwitch Professionalの特徴
- 動作環境および制限事項
- ソフトウェアライセンス
- NCSwitch Professionalの使い方
-
- ネットワーク設定を保存する
- ネットワーク設定を復元する
- NCSwitchプラグインをインストールする
- 保存したネットワーク設定を削除する
- デスクトップから削除してしまったショートカットを復元する
- ネットワーク設定の保存先を変更する
- 管理者権限で復元する
- サポートしている復元項目
- NCSwitchプラグイン
- コマンドライン
- FAQ
- トラブルが発生したら
- サポート
- 作者・貢献者
- リリース履歴
NCSwitch Professionalの特徴
NCSwitchは、Windowsのネットワーク設定や各種アプリケーション設定を、TPOにあわせて簡単に切り替えできるツールです。
ノートPCの使用場所が変わる度に、プロキシ設定、ネットワークドライブ、IPアドレスなど、あちこちの設定項目を変更するのは非常に面倒です。
NCSwitchを使えば、ワンクリックのみで、いつでも簡単に切り替えることができます。
"NCSwitch Professional"は、オープンソースソフトウェア "NCSwitch"の全機能に加えて、「NCSwitchプラグイン機能」および「コマンドライン機能」を備えています。
NCSwitch Professionalの特徴は次のとおりです。
操作が簡単
操作方法は非常にシンプルです。
ネットワーク設定の保存は、ウィザード形式の画面の指示に従って数ステップの操作を行うだけです。
ネットワーク設定の復元は、デスクトップ上のアイコンをダブルクリックするだけです。
幅広い復元項目
一口にネットワーク設定といっても、その項目は、IPアドレス、プロキシサーバ、ネットワークドライブなど、多岐に渡ります。
NCSwitchは、数多くの項目を復元する事ができます。 (
サポートしている復元項目)
復元結果が一目で分かる
ネットワーク設定の復元時に処理経過が表示される為、どの設定を復元しているのか一目で分かります。
復元処理の成功/失敗も分かりやすく表示される為、安心して使用する事ができます。
NCSwitchプラグイン機能 (NCSwitch Professional独自機能)
「NCSwitchプラグイン」により、NCSwitchがサポートしていない復元項目を復元できます。
NCSwitchがサポートしている復元項目と、全く同様の操作手順で保存/復元できます。
コマンドライン機能 (NCSwitch Professional独自機能)
NCSwitchの復元処理を、コマンドラインから呼び出すことができます。
バッチプログラムからNCSwitchを呼び出す、システムに組み込む、などといった特殊な用途に対応できます。
動作環境および制限事項
動作環境
NCSwitch Professionalは、以下のOSにて動作します。
- Windows 7
- Windows Vista
- Windows XP
- Windows 2000 Professional
- Windows Server 2008
- Windows Server 2003
- Windows 2000 Server
Windows NT, Windows 95/98/Me
は、動作環境として想定していません。
制限事項
- 管理者権限をもっていないユーザが復元する場合、OSのセキュリティ機能により正常に復元できない項目もあります。 (
サポートしている復元項目)
ソフトウェアライセンス
NCSwitch Professionalを使用する為には、ライセンスキーの購入および登録が必要です。
ライセンスキーは、http://spiralware.jp/ から購入できます。
試用目的の場合に限り、ライセンスキーが未登録の状態でも使用できます。
NCSwitch Professionalのソフトウェアライセンスの詳細については、同梱の「EULA.rtf」をご確認ください。
購入したライセンスキーの返品・返金はできません。必ず、事前に十分な試用・動作確認を行った上で、購入してください。
NCSwitchの使い方
ネットワーク設定を保存する
手順1:現在のネットワーク設定を確認
現在のネットワーク設定で、問題なくネットワーク・アプリケーションが利用できる事を確認してください。
- ネットワークインタフェースを複数備えているPCの場合 (有線LANと無線LANなど) 、各ネットワークインタフェースの"状態" (有効/無効) が適切かどうか確認してください。 (NCSwitch
3は、ネットワークインタフェースの"状態"も復元します)
- 使用したいNCSwitchプラグインがある場合は、予めインストールしておいてください。 (
NCSwitchプラグインをインストールする)
手順2:ウィザードを起動
[スタート]メニューから、[プログラム]→[NCSwitch Professional]→[NCSwitch
ウィザード]を選択してください。
手順3:ネットワーク設定を保存
ウィザードの指示に従って操作してください。
ネットワーク設定の保存が完了すると、デスクトップ上にショートカットが作成されています。 (このショートカットをダブルクリックすると、ネットワーク設定を復元します)
管理者権限の必要な復元項目が含まれている場合は、必要に応じて「
管理者権限で復元する」の手順も実施してください。
ネットワーク設定を復元する
手順1:ショートカットをダブルクリック
手順2:復元結果を確認
復元項目を選択すると、ウィンドウの右側に詳細情報が表示されます。
復元に失敗した場合は、「
FAQ」などを確認して失敗原因を解消してください。
思い当たる原因がないのにネットワークの復元に失敗する場合の対処方法については、「
トラブルが発生したら」を確認してください。
NCSwitchプラグインをインストールする
管理者権限を持っているユーザにて、下記手順を実施してください。
手順1:NCSwitchプラグインをダウンロード
手順2:ダウンロードしたNCSwitchプラグイン (.zipファイル) を解凍
NCSwitchインストール先ディレクトリ (初期設定:C:\Program Files\NCSwitch3) 配下の"plugins"ディレクトリに、ダウンロードしたプラグイン (.zipファイル) を解凍します。
手順3:ウィザードを起動
[スタート]メニューから、[プログラム]→[NCSwitch Professional]→[NCSwitch
ウィザード]を選択してください。
"復元項目の選択"を表示し、一覧にインストールしたNCSwitchプラグインが表示されていることを確認してください。
保存したネットワーク設定を削除する
手順1:ウィザードを起動
[スタート]メニューから、[プログラム]→[NCSwitch Professional]→[NCSwitch
ウィザード]を選択してください。
手順2:コンテキストメニューから[設定を削除]を選択
"ネットワーク環境の選択"を表示し、削除したいネットワーク設定を右クリックします。コンテキストメニューから[設定を削除]を選択してください。
ネットワーク設定ファイル (config.xml) とデスクトップ上のショートカットを削除します。
デスクトップから削除してしまったショートカットを再作成する
手順1:ウィザードを起動
[スタート]メニューから、[プログラム]→[NCSwitch Professional]→[NCSwitch
ウィザード]を選択してください。
手順2:コンテキストメニューから[デスクトップにショートカットを作成]を選択
"ネットワーク環境の選択"を表示し、ショートカットを再作成したいネットワーク設定を右クリックします。コンテキストメニューから[デスクトップにショートカットを作成]を選択してください。
ネットワーク設定の保存先を変更する
手順1:NCSwitch.iniファイルを編集
NCSwitchインストール先ディレクトリ (初期設定:C:\Program Files\NCSwitch3) の中にある[NCswitch.ini]ファイルに、以下の行を追加(もしくは変更)してください。
ConfigRoot=(保存先ディレクトリ)
例)
ConfigRoot=C:\Documents and Settings\Administrator\Application
Data\Spiralware\NCSwitch
初期設定では、以下の場所にネットワーク設定を保存します。
-
| Windows 7 / Vistaの場合 |
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Spiralware\NCSwitch |
| Windows 2000 / XPの場合 |
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Spiralware\NCSwitch |
- Application Data(AppData)は隠しフォルダである為、エクスプローラから表示されないことがあります。
その場合は、[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行..]から上記パスを直接入力してください。
-
ネットワーク設定の保存・復元中にエラーが発生した場合、エラーに関する詳細情報が、保存先ディレクトリ配下の[error.txt]に書き込まれます。 (
トラブルが発生したら..)
管理者権限で復元する
(主にセキュリティ上の理由から) 普段、管理者権限のない一般ユーザーでWindowsにログオンしている場合、 「ネットワーク設定を復元する」の手順どおりに操作しても、管理者権限の必要な復元項目が復元できません。
以下の手順を行えば、”復元するときだけ”管理者権限のあるユーザーとして実行できます。
(UAC機能が有効になっている) Windows
Vistaでは、管理者権限のあるユーザーでログオンしている場合であっても、 以下の手順を行う必要があります。
手順1:ショートカットのプロパティを開く
手順2:管理者権限のあるユーザーとして実行できるようにする
-
Windows 7 / Vistaの場合
プロパティから[詳細設定...]ボタンをクリックし、[管理者として実行]にチェックをつけます。
-
Windows XPの場合
プロパティから[詳細設定...]ボタンをクリックし、[別の資格情報で実行する]にチェックをつけます。
-
Windows 2000の場合
プロパティから[別のユーザーとして実行]にチェックをつけます。
サポートしている復元項目
| 設定項目 |
説明 |
| HOSTS/LMHOSTS |
下記ファイルの内容を復元します。
管理者権限がないと復元できません。
|
| ネットワークインタフェース(IPv4) |
ネットワークインタフェース・RAS接続 (ダイヤルアップ・仮想プライベートネットワーク・広帯域) の下記設定内容を復元します。
- ネットワークインタフェースの状態 (有効/無効) およびRAS接続の状態 (接続/切断)
- IPアドレス設定 (IPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェイ)
- DNS設定 (DNSサーバ,ドメインサフィックス,DNS更新)
- WINS設定 (WINSサーバ, NetBIOS over TCP/IP)
管理者権限がないと復元できません。
|
| ドメイン/ワークグループ |
ドメイン/ワークグループの下記設定内容を復元します。
- コンピュータ名 (DNS名/NetBIOS名)
- ドメイン/ワークグループ設定
復元を反映させる為に、コンピュータの再起動が必要になります。
管理者権限がないと復元できません。
|
| 共有フォルダ |
共有フォルダの下記設定内容を復元します。
- 他のコンピュータに公開している共有フォルダ
- 他のコンピュータに公開している共有プリンタ
復元処理中に、保存時に存在していなかった共有フォルダの共有を解除します。ご注意ください。
管理者権限がないと復元できません。
|
| インターネットオプション |
Internet Explorer,Outlook
Expressなどがネットワーク通信時に使用している、インターネットオプションの接続設定を復元します。
- ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定 (自動構成、プロキシサーバー)
- ダイヤルアップと仮想プライベートネットワークの設定 (ダイヤルする/しない、既定の接続)
- ホームページ
|
| ネットワークドライブ |
ネットワークドライブの下記設定内容を復元します。
- マイ コンピュータに割り当てられているネットワークドライブ
復元処理中に、保存時に存在していなかったネットワークドライブを切断します。ご注意ください。
|
| プリンタ |
プリンタの下記設定内容を復元します。
プリンタ固有の設定情報 (デフォルトの用紙サイズなど) は復元できません。
|
| デスクトップ |
デスクトップの下記設定内容を復元します。
- 壁紙 (画像ファイル,配置方法)
- スクリーンセーバー (スクリーンセーバーファイル,待ち時間)
|
| アプリケーション |
ネットワーク設定の復元完了時に、任意のアプリケーション/バッチファイルを起動します。 |
NCSwitchプラグイン
NCSwitchプラグインとは、
サポートしている復元項目に含まれていない項目の保存/復元を可能にする、NCSwitch拡張プログラムです。
NCSwitchに同梱されているNCSwitchプラグイン
以下のNCSwitchプラグインは、はじめからインストールされています。
| FireFox ネットワーク設定 |
Firefox のホームページ設定、プロキシ設定を切り替えます |
| ThunderBird ネットワーク設定 |
Thunderbird のデフォルトアカウント、プロキシ設定を切り替えます |
| Opera ネットワーク設定 |
Operaブラウザのホームページおよびプロキシ設定を切り替えます |
| 電源設定 |
電源設定 (「常にオン」、「バッテリの最大利用」など) を切り替えます |
| スタートメニュー:インターネット、電子メール (XP,Vista) |
[スタート]メニューの [インターネット]、[電子メール]
選択時に起動するプログラムを切り替えます (XP,Vistaのみ) |
NCSwitchプラグインをインストールする
NCSwitchプラグインを開発する
NCSwitchに同梱されているNCSwitchプラグイン
以下のNCSwitchプラグインは、はじめからインストールされています。
| FireFox ネットワーク設定 |
Firefox のホームページ設定、プロキシ設定を切り替えます |
| ThunderBird ネットワーク設定 |
Thunderbird のデフォルトアカウント、プロキシ設定を切り替えます |
| Opera ネットワーク設定 |
Operaブラウザのホームページおよびプロキシ設定を切り替えます |
| 電源設定 |
電源設定 (「常にオン」、「バッテリの最大利用」など) を切り替えます |
| スタートメニュー:インターネット、電子メール (XP,Vista) |
[スタート]メニューの [インターネット]、[電子メール]
選択時に起動するプログラムを切り替えます (XP,Vistaのみ) |
コマンドライン
NCSwitchの復元処理を、コマンドラインから呼び出すことができます。
コマンドライン仕様
ncs_c.exe [config.xml path]
| 引数 |
|
| 戻値 |
- 0 ・・・ 正常終了(再起動不要)
- 全ての設定項目の復元に成功した場合(再起動不要)
- 1 ・・・ 正常終了(再起動必要)
- 全ての設定項目の復元に成功した場合(一部の設定は再起動後に反映)
- 上記以外 ・・・ 異常終了
- 復元に失敗した項目が1つ以上ある場合
|
| 備考 |
ncs_c.exeは、NCSwitchインストール先ディレクトリ (初期設定:C:\Program Files\NCSwitch3) にあります。
|
コマンドライン例
> "C:\Program Files\NCSwitch3\ncs_c.exe" "C:\Documents and Settings\Administrator\Application Data\Spiralware\NCSwitch\Setting1\config.xml"
FAQ
ネットワークドライブ接続時に、いちいちパスワード入力画面がでてくる
設定ファイル (config.xml) をメモ帳などで直接編集して、下記の場所 (userPassword) に、接続に使用するユーザーのパスワードを入力してください。
<NetworkRedirection>
<Redirection localName="Z:" ... userName="MACHINE\USER" userPassword=" (パスワード) "
/>
</NetworkRedirection>
ドメイン/ワークグループの復元に失敗する
原因:参加ドメインの管理者権限がない
(復元時に参加させようとしているドメインの) ドメイン管理者のユーザーアカウントでWindowsにログオンしていない場合、
復元に失敗することがあります。
設定ファイル (config.xml) をメモ帳などで直接編集して、下記の場所 (userName、userPassword) にドメイン管理者のアカウント名、パスワードを入力してください。
<Domain netBiosName="XXX" dnsDomainName="XXX"
...
userName="(ドメイン管理者のアカウント名)" userPassword="(パスワード)"
/>
ネットワークインタフェースの復元に失敗する
原因1:DHCPサーバからの応答がない
インターネットプロトコル(TCP/IP) のプロパティに、「IPアドレスを自動的に取得する」と設定されている場合は、この原因が考えられます。
ネットワーク管理者に問い合わせてください。
原因2:IPアドレスが重複している
インターネットプロトコル(TCP/IP) のプロパティに、「指定したIPアドレスを使用する」と設定されている場合は、この原因が考えられます。
重複しないように、自分もしくは相手のIPアドレスを変更してください。
ショートカットをダブルクリックすると、「[..\config.xml]が見つかりませんでした。」というメッセージが表示される
原因:設定ファイルが存在しない
ネットワーク設定の保存を行った後で、設定ファイル(config.xml) を別の場所に移動した場合は、この原因が考えられます。
デスクトップ上のショートカットのプロパティを開いて、[リンク先]に表示されているconfig.xmlのパスを修正してください。
ショートカットをダブルクリックすると、「[..\config.xml]の形式に誤りがあります。」というメッセージが表示される
原因:設定ファイルの内容に誤りがある
設定ファイル (config.xml) をメモ帳などで編集した場合は、この原因が考えられます。
設定ファイル (config.xml) の誤りを修正してください。
トラブルが発生したら...
バグを発見した場合は、
サポート先までご連絡お願いします。
その際には、バグの内容と併せて下記についても教えてください。 (ご提供頂いた情報を、トラブルシューティング以外の用途に使用する事はありません。)
サポート
本ソフトウェアに関するバグ報告、改善要望、ライセンスキー購入依頼、および問合せについては、下記にて受け付けています。
作者・貢献者
- 外崎 太志 (作者)
- NCSwitch開発コミュニティ (貢献者)
リリース履歴
| バージョン |
変更内容 |
| 1.0.1 |
- Windows 7 をNCSwitchの動作環境に追加しました。
- デフォルトゲートウェイが復元されないバグを修正しました。
- コマンドラインおよびGUI (復元画面) から復元した結果が、リターンコードに正しく反映されないバグを修正しました。
|
| 1.0.0 |
|